保育士なら知っておくべき認定こども園

保育士が今更聞けない「認定こども園」とは


【教育者として毎日がんばる保育士のテクニック集】
みなさんは、「認定こども園」ということばを聞いたことがありますか?もしかしたら、今認定こども園につとめている、という保育士さんもいらっしゃるかもしれませんね。

今日は、保育士であれば知っておくべき「認定こども園」についてご紹介いたします。

保育士なら知っておくべき認定こども園
保育士なら知っておくべき認定こども園

こども園とはどんな施設なのか

平成27年春から導入された「子ども・子育て支援制度」。その制作の一つに「認定こども園」への促進があります。認定こども園とは保育園(保育)と幼稚園(教育)の機能一体化をした施設です。保育園は厚生労働省・幼稚園は文科省でそれぞれ管轄されていますが、認定保育園は内閣府の管轄です。

内閣府ということは厚生労働省と文科省も含まれますから両省がどちらも関わっていることになります。

認定保育所は各園によって特徴が異なり、「保育所型」「幼稚園型」「幼保連携型」「地方裁量型」の4種類になります。保育所型と幼稚園型は預かり時間を増やす・施設の機能拡充をすれば認可保育所などが認定子ども園として認定されます。

幼保連携型は認可保育所と認可幼稚園が連携したもの、地域裁量型は認可のない教育施設や保育施設が認定子ども園の機能を備えたものを指します。ポイントとしては保育所の認可を受けられなかった施設でも、認定こども園の基準を満たせばよく、今まで以上に保育所としての機能を期待出来ます。

認定こども園の特性を知ろう

では実際に認定こども園は従来の保育園・幼稚園と何が違うのでしょうか?
  • 保護者の勤務状態に関係なく入園が出来る
  • 保護者が失業・育休などの就労状況に変化があっても継続して利用が可能
  • 子育て支援の場として利用できますので、通園していない子どもと保護者の交流の拠点としての役割を担っている
保育園は親が就労していなければ入園できませんよね。そして下の子を妊娠、産休・育休を取得したら退園しなければならず、復帰する時にはまた新たな保活で苦しむ…そんな保護者の苦しみを軽減出来ることが期待される制度と言えます。

幼稚園教諭・保育の特性を持ち合わせ、共働き家庭や少子化家庭が増える中で働き方も多様化していますから、そんな様々なライフスタイルに対応することを目的としています。

保育料についてはどうなのか

待機児童問題に直面している都市部などでメリットが多い認定こども園。しかし保育料で大きな差が出てしまうという問題が残ったままなのです。

実は認定であっても、公立と私立によって保育料が異なります。低所得者世帯のための私学助成はありますが、私立では保育料が公立の2~3倍以上も違っているところもあるのが実情です。こういった問題に対しての早急の対策が打ち出されることが求められています。

認定こども園に勤務するには?

認定こども園は保育園・幼稚園両方の機能を有する施設ですから「保育士」「幼稚園教諭」の2つを持っていないと就職は出来ません。また0~2歳児は保育士、3~5歳児は保育士と幼稚園教諭の両方を持つことが好ましいとされています。

ただし現在の職場(認可保育所など)が認定こども園に移行する場合のみ、片方の資格を有している者を雇い主が一方的に排除しない・仕事上において配慮することが明記されています。

認定こども園に勤めたいなら心強い制度があります

幼稚園教諭、もしくは保育士しか有していない場合でも実務経験3年以上かつ実働4320時間以上(見込み可)であれば特例制度を利用してもう片方を取得することが出来ます。

スキルアップのチャンスでもありますから、認定こども園が気になる方は資格取得講座を開講している施設を調べてみて下さいね。

 

著者:福岡県 30代後半女性:保育歴11年

参考:転職を夢見ているだけじゃなくて、行動に移したい保育士は登録しておきたい求人ポータル


 


まとめ

いかがでしたか。

認定こども園制度が導入されて1年。今更聞けない制度について紹介しましたが、現代が抱える子育てに関する様々な問題が少しでも解決されることが期待されています。

保育士・幼稚園教諭は益々必要とされる人材ですので、是非認定こども園についても目を向けて欲しいと思います。


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