読み聞かせをする保育士

保育士の上手な絵本の読み聞かせテクニック


保育現場で欠かせないもの、それは絵本です。
子どもたちがキラキラと目を輝かせて絵本の世界に飛び込んでくるのを見れるのは、保育士冥利に尽きますよね。

しかし、保育士の読み方1つで、絵本の面白さは左右されるんです。
絵本嫌いの子どもたちを作らないためにも、保育士さんは絵本の読み方も工夫してみましょう。

■読み聞かせのコツその①「声」

まず、絵本の読み聞かせの上手な人というのは「声」の扱いがうまいんです。
声量や、抑揚、子どもとの位置関係など、きちんと考えて読んでいます。

声量は、声の大きさですがどんなに悲しい本でも、楽しい本でも同じ声の大きさで読まれると聞いていても疲れますよね。
怖い場面はこわ~い感じで。
悲しい場面は本当に悲しく読むということです。

これは声の抑揚にも繋がりますが、抑揚をつけようと思ったら声量は無視できません。
同じ「ありがとう」というセリフでも、大きな声で元気よく読むのと、恥ずかしそうに小さな声で読むのでは受け取り方が違ってきますよね。

それが難しいな、と思ったら絵本の中の表情になって読んでみましょう。

笑顔で「ありがとう」
怒ったように「ありがとう」

こうしてみると、少し声量が変わったと思いませんか?
絵本を読んで、自分で登場人物になりきってしまうということが読み聞かせ上達の第一歩です。

読み聞かせをする保育士
読み聞かせをする保育士

■読み聞かせのコツその②「あえて単調に」

さっきと言ってることが違うじゃないか?と思われるかもしれません。
しかし、こどもは想像力の天才です。

色んな事に興味があり、疑問に思います。
大人が持っている「常識」という高い壁も楽々すり抜けて、想像の世界に飛び立ちます。

そんな時、読み聞かせの声の抑揚というのは想像の領域を狭めてしまうことがあるのです。
あまりにも大人の演技や、固定概念が入ってしまいすぎると、子どもの想像力は膨らみません。

丁寧に読む、ということを頭の中に置いて、じっくり読み聞かせる機会を持つというのもいいですね。
もちろんこの方法を試す時は、絵本もそれにあったものを選ばなくてはいけません。

著者:福岡県 30代後半女性:保育歴11年 – 参考:保育士求人

■読み聞かせのコツその③「読み手も魅力的に」

保育園の子どもというのは、残酷なほど正直なことがあります。
読み聞かせの上手な先生が読んでいると、集中して聞きます。

しかし、ちょっとうまくいかないと、同じ絵本を読み聞かせたとしても離れてしまうのです。

この離れていくのを引き留めるのはどうしたらいいでしょうか?
まず、それは読み手が自信を持つということです。

読み手が自信を持っておかないと、子どもは魅力的に感じれません。
感情表現が豊かになるのも、自信からやってきます。

押し付けるのではなく、読み手独自の世界観を持って読むことが子どもの集中力に繋がります。
子どもは自分とは違う思考の世界に触れるのを楽しみます。

自分とは違う想像の世界に興味を湧かせてくれることでしょう。

 

■世界には魅力的な絵本で溢れています

様々なメディアで紹介される絵本は数え切れないほどあります。
しかしそれは全て読み手の力1つにかかっているのです。

良い本ばかり読んでいれば十分でしょうか?
そんなことはありません。

子どもに感性豊かに絵本を好きになって欲しい、と思うのなら、読み手もしっかり努力しましょう。


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