保育園児

保育士が取るべき応急処置


とても残念なことですが、保育園で命を落としてしまう子どもの事故というのは毎年あります。
それは睡眠中のこともあれば、登園中のこともあります。

そんな時、保育士さんはどういった行動をとればいいでしょうか?
あなたがきちんと応急処置を学んでおくことで、事故を防ぎ命を救えるかもしれません。

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■乳幼児の応急処置は大人と少し違う

まず、最初に伝えておきたいのは、大人の応急処置を知っているから大丈夫、という考えは捨てましょう。
乳幼児というのは、大人より未発達であり、臓器も骨もまだもろいのです。

応急処置をしたのに、強すぎて、助けれなかったということもあります。
低年齢の応急処置には、迅速で繊細に行わなければいけないのです。

低年齢児の乳幼児は、いつどんな事故に巻き込まれるか分かりません。

園庭に現れた害虫に刺されてしまうこともあるでしょう。
遊具から転落も考えられます。

この時、迅速かつ繊細に応急処置ができるように、普段から専門知識を持ち合わせておくことが必要です。

 

■保育で良くある応急処置の知識

保育園で良くある応急処置の方法をご紹介しましょう。
まずは「鼻血」です。

子どもの鼻の粘膜は大人より傷つきやすく、アレルギー性鼻炎などを持っている子どもは鼻血を出しやすいです。
そんな時、間違った応急処置をすると子どもにとって苦痛になります。

鼻血でのポイントは

・額から鼻にかけて冷やし安静にする
・口にたまった血は吐き出させる
・横にする時は血が出ている鼻を下にして横に寝る

です。
この3つを守りましょう。

続いては「誤飲」です。
どれだけ気をつけていても、起こってしまう事故です。

この時の応急処置は、保育士の膝などに子どものみぞおちをのせ、背中を叩いて吐き出させます。
薬品などを飲んでいる時は、とにかく救急車を呼びましょう。

そしてもう一つは「打撲」です。
軽いものから骨折を疑うものまであります。

軽い打撲の時は患部を冷やし安静にさせましょう。
頭や体などを強打している時は、顔色、嘔吐、出血などを観察しましょう。

場合によっては病院に行きましょう。
骨折の恐れがある時も同じです。

このように、よくある事故の応急処置を知っておくだけで慌てず取り組めます。
すぐに対応して、状況や症状を観察できるようにしましょう。

著者:福岡県 30代後半女性:保育歴11年 – 参考:保育士求人

■重篤な場合は・・・?

もし、意識がないなどの重篤な場合はどうしたらいいでしょうか?

とにかく、まず救急車を呼びましょう。
そして救急車が到着するまでの間、心肺蘇生を行うことが大切です。

この応急処置をしているかしていないかで、生死を分けることもあります。

幼児の場合は、心肺蘇生では、大人の時の半分の力で行うようにしましょう。
乳児の場合は、心肺蘇生は身体全体を使わず、指三本程度で心臓マッサージをすることが必要です。

そうしないと、肋骨が折れてしまい、もっと重篤な状態にしてしまうこともあるからです。
慌てず冷静に対処できるようにしましょう。


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