保育園児の安全

保育士と保育園児の安全


保育士の仕事中で最も重要なこと。
それは、子どもの安全を確保することです。

大切な子どもたちを預かっているのですから、安全で健康に過ごせるように配慮しなくてはいけません。

しかし、続く保育士不足で配置基準が緩和されました。
子どもたちの安全をどんな風にこれから守って行けばいいのでしょうか?

■保育士の配置基準緩和ってどういうこと?

2015年12月に政府から「保育士の配置基準」を緩和するということが決定しました。
その内容は

「朝夕の延長保育に限り、保育士の配置を1人でも構わない」

というものです。
この制度、2016年度から新しいルールとして決められています。

今までは2人以上の配置が義務付けられていました。
更にこの緩和策では、延長保育や早朝保育の時には研修を受けた保育ママなど、保育士資格を持っていない人でも保育できるというものです。

これほどまでに保育士不足が深刻化しているんだな、という感じですね。

しかし、延長保育だけでも保育士さんの負担が減るということは喜ばしいことです。
でも、保護者の側からすると、保育士資格を所有していない人に子どもを預けて安全を確保できるのか?という不安もあります。

子どもの安全と保育士の負担軽減という二つの事柄を満たせる緩和策になるのか、気になる所です。

保育園児の安全
保育園児の安全

■認可保育園で保育士不足が発覚も・・・

こういった規制緩和がされたのにはわけがあります。
それは東京都の認可保育所で、保育士の配置不足が発覚したというのです。

自治体の定期監査で、保育士の配置人数が不足している時間帯があるという所が132件あったというのです。
もちろんこれは東京都、そしてそれ以外の11都市での監査です。
期間は2012~14年度となっています。

延長保育の時や、早朝保育の時の保育士さんが少なかった事例が多く、これを解消するにはシフトの見直しなどが要求されています。
それ以外にも、保育時間の長時間化やコスト面での深刻な問題もあり、これを受けての規制緩和となったようです。

保育士配置不足というのは子どもの安全面にも直接関わってきます。
現場で働く保育士にとっても避けては通れない問題ですね。

今回、公表されたのは132件ですが、自治体の監査では把握しにくいところもあります。
保育士の配置不足というのは、もしかしたらもっとたくさんになっているのが現状です。

もともと、保育士の不足が叫ばれています。
離職率も高いです。

なので、保育士の数が圧倒的に足りないというのが、問題の根本ですね。

著者:福岡県 30代後半女性:保育歴11年 – 参考:保育士求人

■保育士不足を解消すれば待機児童も減る

待機児童問題を解消するには何が必要でしょうか?
それは保育園を増やすことではありません。

まず第一に保育士さんを増やすことです。
いくら施設ができても、保育士さんがいなければ問題解決にならず、子どもの安全も確保できません。

子どもの安全を守って行くためにも、保育士が魅力的な仕事だという認識を強めていくしかないようですね。


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